熊本県阿蘇郡小国町の景勝地、鍋ヶ滝(なべがたき)へ向かう道の途中にある坂本善三美術館。
古民家風ののどかな構えをしているものの館内は思いの外広く多くの作品が展示してある。
グレーや黒を多く使った油彩の抽象画家として名高い坂本善三。荒々しく瞬発的な発想で描かれたような雰囲気が感じられる絵も多いが、実は一筆入れるのに途方もない熟考がいつもあったとのこと。
若き日には精密なデッサンに明け暮れていたらしい。基本をしっかりと学んだ上でそれを土台として、自らの考えて基本形を崩し、スタイルを確立していくという、「守・破・離」を地で行ったのかと考えると作品の力をより大きなものに感じてしまう。
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