端正な枝垂れとすだれ

今年（2025年）は梅の開花が遅いように思う。2月も後わずかとなってしまったが周りを見てもようやく咲き始めといったところである。写真は過去のものだが、天草市五和町の芳証禅寺（ほうしょうぜんじ）のシダレウメ。最近は年々ウメの花（特に紅梅）への関心が高まってきた。

こちらで気になったのが本堂の西側に掛けられた簾（すだれ）。西日を避け、風にあおられないように裾を横桟に巻きつけて固定してあるのだろうが、何やら品が良い。まるで修行僧が並んで姿勢を正して座禅を組んでいるようにも見える。