旧島原藩薬園跡。品の良い石積みで囲われ区画された薬用の植物園跡。丁寧に低く刈られた草と様々な植物が小さなかたまりとして寄植えされている。ツル性のものが這う棚が所々にあったり、中高木が区画まわりに点在しているところが適度な変化をつけてくれて景観を賑やかにしてくれている。全体に管理が行き届いており和製ポタジェといった様相。
中央に大きな株立のアオダモの木がある。これほどの大木は見たことがなく遠目にはケヤキか何かかと思った。
アオダモには消毒、消炎解熱作用という薬効があるらしく、江戸時代?にその実用性を求められて植えられたこの木が今この場所で綺麗な景観を(成そうとしてではなく)成している姿が実に良い。これもまた「用の美」と言っていいのではなかろうか。
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