枯山水とは

枯山水とは日本庭園のスタイルの一つで、水を使わずに石と砂利、苔などで山や川、水の流れを表現したものを言う。禅宗のお寺に多く見られるため「Zen garden」と訳されることが多い。代表的な枯山水に京都の龍安寺(りょうあんじ)の庭がある。
上の写真の中央に三つの石が固めて据えられているが、これが三尊石(さんぞんせき)と呼ばれる石組みの手法で三つの石を三体の仏に見立てた枯山水の石組の基本形の一つである。

さらに二枚目の写真中央に平たく、先端が上を向いた石がある。これを舟石(ふないし)という。文字通りの船の形をしており、枯山水の中では不老不死の仙人が住むという蓬莱島(ほうらいじま)へ船が向かっているというストーリーが描かれることが多い。先ほどの三尊石が蓬莱島に見立てられていると思う。
写真は熊本市中央区琴平本町の琴平神社の枯山水の庭である。近年造られたものだが魅力的なものに仕上がっている。 またお寺ではなく神社にある枯山水というのも珍しい。

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