霊台橋

熊本県下益城郡美里町にある霊台橋(れいだいきょう)この橋は江戸時代に造られたもので、すき間なく精密に石を積んでできており美しいアーチを描いている。今現在は人だけが渡れるようになっている。
この緑川(みどりかわ)水系には優れた石橋が多く見られる。2024年に国宝に指定された山都町の通潤橋(つうじゅんきょう)が最も有名である。こうした石橋が多く造られたのはこの地に優れた石工が移住してきたからだという。その石工たちは長崎で中国やオランダ由来の技術(ルーツは古代ローマ帝国の石橋や水路建設の技術)を学んできた者だった。
それにしても車や重機もない時代にこれだけの橋を数多く手掛けてきたものである。これだけの完全な状態で多くの石橋が現存していることを考えると歴史的な偉業と言える。通潤橋も素晴らしいが他の橋の存在も合っての支えられた国宝といっても良いのではないか。
現地では橋に囚われて気付かなかったが川の水があまりにも「緑」である。この色をみると緑川の名前の由来を説明書きなくして悟ることができた。

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