熊本市近郊に薬草園はないかとネットで調べたところ、「熊本大学 薬用植物園」が出てきた。サイトを見たところ一般にも開放されているとのこと。大学構内に無断で入れるのか?小学校は部外者立ち入り禁止となっているが。疑問を感じながらも行って見ると警備員さんはいるが検問的なものはない。ちょうど入試試験の日で受験生らしき数人の姿があった。薬学部を面接で受けるレベルの方々なので見た感じかなり理知的な雰囲気の方ばかり。
入口は脇には「薬草パーク」の看板。薬草パーク構想を掲げて薬草園を整備し、一般に広く知ってもらい、日本一美しいキャンパスを目指しているという。

冬場なので彩りは寂しいが、整頓された区画や整然と並ぶプランター、それらのラベルを見るだけで何かしら心地よいものがある。

奥には樹木園もあった、こちらは初めてみるツクシムレスズメというマメ科の常緑低木。熊本自生種で最近まで「野生絶滅」との記録だったらしいが、自生地が発見されたらしい。日陰の庭木に適していると書かれてあった。

実物をあまりみる機会のないブナ。熊本でも奥山に自生していると聞いたことがある。気候が合わず枯れて植え替えられたのか、極めて小さく可愛らしい。

テンダイウヤク(天台烏薬・クスノキ科クロモジ属)独特の香りを放つ根が胃薬となる。秦の始皇帝が探し求めていた不老不死の薬の有力候補として伝えられている。薬草園にふさわしい霊木だが、その姿はオーソドックスな葉をつけた小ぶりな木であって不可思議さを感じさせない所が実に良い。


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