
熊本市南区城南町の緑川沿いの土手に赤い花が点々としているのを見つけた。

クリムゾンクローバーという名前らしい。初めて聞くがアメリカ的で広大でロックな雰囲気も漂う格好よいネーミングだ。クリムゾンは「深い紅色」と訳される。
園芸品種のストロベリーキャンドルは知っていたが同じものらしい。和名はベニバナツメクサ。明治時代に牧草として輸入された外来種である。ヨーロッパから西アジア原産でアメリカではなかった。
マメ科植物なので根に根粒菌が生息し、根粒菌が空気中の窒素を土壌に固定する。クローバーごと土に鋤き込んで緑肥としても利用される。そのクローバーが畑から何らかの理由で土手に出てきたのだろう。
同じ深い紅色をもつ、ツバキの花には「和」
を感じるが、クリムゾンクローバーは明らかに自生種ではなさそうな違和感を感じてしまう。この違いは何なのだろう?
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