
渓流釣りの帰り道、斜面に生えているライムグリーンの緑が濃い樹木が目に止まった。

枝の先端がジグザグと蛇行し、たくさんの葉脈がはっきりしているところが我が家にあるアカシデによく似ている。
ただし葉が2〜3倍くらい大きい。これが同じカバノキ科のクマシデというやつかと思って帰ったが、正しくはサワシバ(サワシデ)だった。

沢の側に生育し、生長が早いことから、柴(薪)に使われていたことにその名前は由来している。
確かに小さい幹の割りに結構な高さと幅があり、生長が早そうである。熊本はアラカシやヤブツバキに代表される常緑樹が圧倒的優勢のイメージだが、思う以上にたくさんの落葉樹もあるものだ。
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