
ネムノキ。5月に入ってから新芽を出していた、今まで意識しなかったが、結構遅い芽出しなのだと思っていたら、あっと言う間にたくさんの葉を拡げて、優しさを含んだ堂々たる樹形をあちこちで見せてくれている。

まもなく花の時期を迎える。白と紫のエキゾチックな花もネムノキの魅力である。平地では咲き始めたところもあるが、山地ではまだこれから6 月後半にかけての開花だろ。
このネムノキはマメ科らしい規則正しく並んだ小さな葉を持っているが、夜にはこの葉をオジギソウのように閉じる。このことから「眠りの木」とよばれ、ネムノキの語源となったという。
ネムノキもオジギソウもマメ科なので仕組みは近いものなのだろう。夜に葉を閉じることは水分の蒸散を抑えるためだということである。オジギソウが触れられて(刺激を受けて)閉じるのは草食動物からの食害を防ぐためである。
動かないと思われがちな植物も様々な仕組みで、生き延びる工夫に取り組んでいる。
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