クワ


クワ(桑)の木というと、その葉をカイコの幼虫が好んで食べて、そのカイコの出す糸から絹の糸が造られるという話はこれまでにも良く聞いてきた。といってもそういう共通認識があるのも40代くらいまでだろうが…


「桑」のつく名字もたくさんあって、日本に大変馴染み深いものだと思うが、実際にクワに出会う機会はあまりに少ないように思う。クワの木は日本人にとって名前だけしか知らない木No.1ではなかろうか。

たくさんの赤い実をつけていた。たくさんの小さな実がかたまりとなって、一つの丸い実となっている。これらがやがて黒く熟してゆく。この実は多汁で生でも食べられる。クワはマルベリーと呼ばれ、ベリー類を代表する果樹でもある。

クワがメジャー級の(葉と実の)二刀流を備えていたことに驚かされる。それでも控えめで謙虚なところはまさに大谷翔平選手のようである。

ちなみに私は桑田真澄選手にかなり似ていると言われたことが二度ほどある。

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