アガパンサス

6月の花として、頭角をあらわしているアガパンサス。開花直前の様子だが、花の色にに惹かれて思わず写真に収めた。

昔は見ることがなかったが、今は至るところで見かける。南アフリカ原産の植物で園芸種としての人気から爆発的に増えあちこちで見かけるようになったのだと思う。

花の無い時期は肉厚で幅広、扁平な葉をぶっきらぼうに突き出した雰囲気で、さほど魅力は感じないが、花が咲くと様相が一変し、その爽やかな淡いブルーが多くの人を惹きつける。花言葉は「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」などがあり、どれも納得の言葉ぞろいである。

美しい花を見るとアガパンサスが欲しくなる気持ちがよく分かる。このアガパンサスは畑の脇に生えていた。花の魅力に惹かれて人の手で運ばれてきたのだろうと思う。やはり植物の盛衰にもヒトの影響があまりにも大きいようだ。


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