モミジカラスウリ

山の中の渓流。樹木から3メートルほど垂れ下がったツルに風車のような白い花がついている。その風車の先端から無数の糸が出ており、あたかも回っているように見える、といえば少し言い過ぎか。これはカラスウリの花である。

このレース状の糸を持つ花から妖艶な雰囲気も感じるが、カラスウリの花言葉は「男嫌い」であるという。その由来はカラスウリの花が夜に咲いて朝には萎んでしまうからだという。

葉は大きく裂けており、これがモミジカラスウリの名前の由来である。特有の実は本家カラスウリがオレンジであるのに対し、モミジカラスウリは黄色が強い。


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