ヤマアイ

川沿いのスギ林。倒木の影響なのか、樹木がなく開けた場所が少しできており、小さな植物の群落ができていた。

葉脈のはっきりした綺麗な葉をつけている。ミントの葉を大ぶりに、緑濃くしたような雰囲気である。

これはヤマアイ(山藍)というトウダイグサ科の日本に自生する多年草である。染料として有名なアイ(藍)は東南アジア原産で日本には自生していない。タデ科でヤマアイとは近縁ではない。

ヤマアイも染料として用いられていたが、水で色落ちするなど使い勝手が悪く、アイの渡来後は使われなくなった。

そして、アイが畑で栽培されたため、それに対して山に自生するこちらをヤマアイという名になったとのことである。これを聞くと外来のものに追いやられた感のあるイヌビワのことを思いだした。



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