白川公園 茶室

熊本市中央区水道町の白川公園には一角に茶室がある。熊本市の中心にあるとは思えないほどの広くゆったりとした敷地を持っている。

数寄屋門の下は鉄平石(てっぺいせき)が貼られている。両袖は近年の施工だと思われる樹脂性の竹垣で囲われている。

この竹垣が少し硬く、閉塞感を感じるが、公園の中という立地で不用意な進入を防ぐ明確な間仕切りが必要とあらば、致し方ないのかもしれない。ちなみに中へ入っての見学にも予約が必要とのこと。


竹垣越しに中を覗いて見ると、建物もかなり大きい。これは京都市上京区にある千利休が建てた「表千家 不審庵」を手本としているとのことである。

千利休の茶室というとこじんまりとして侘びた雰囲気の「草庵」の茶室をイメージするが、このような「書院」風の茶室も造っていたのだと意外に思った。

こちらの屋根は銅板葺きで緑青(ろくしょう)が良い色となっている。壁の黄土色とのコントラストが美しい。

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