長崎県島原市寺町の護国寺(ごこくじ)。日蓮宗のお寺である。三十番神(さんじゅうばんしん)の像があることでも名高い古刹である。三十番神は毎日交替で国家や国民などを守るとされた30柱の神々のことであり、神々が一同に並ぶ姿は神秘的で荘厳な光景である。

その他にも縁があって複数回訪ねたことがあったが、庭園があることは知らなかった。ガラス貼りの出隅みとなった縁から見る景は格別だろうと思う。それほど広くはないが、石組みと池、背景の高木群とツツジの刈り込みだけで、「深山幽谷」を感じさせる景となっているあたりは、やはり見事としか言いようがない。

池には湧水を引き込んであるようで、裏手から清らかな水が細く流れている。湧水の里、島原らしい庭園である。
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