まだ食べたことない ザクロ の実

時折、民家に植えられているのを見るザクロ(石榴)。日本には自生しておらず、中国から輸入されたものである。原産地はイランのザクロス山脈で、それがザクロの名前の由来だという。

これがザクロの実である。9月末の写真でかなり大きくなっているが、まだ熟してはいないようだ。ザクロの実の形は子宮に見立てられ、種子が多いこともあって子孫繁栄の象徴とされる。

日本に伝わる伝説では、子どもをさらって食べていた鬼子母神(きしもじん)の姿を見て、釈迦(しゃか)が鬼子母神の子を隠して、うろたえさせた。「子を失う親の気持ちを理解しなさい」と諭し、子どもを食べないことを約束するかわりに、ザクロの実を与えたと伝えられている。

その伝説がどう転んだのか、ザクロの実は人肉の味がするという、俗信が残ってしまっている。ザクロを食べたことのない私だが、それを聞くと食べてみたい気持ちは大きく遠のいてしまった。

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