思いがけない 碧巌寺


熊本県菊池市七城町にある碧巌寺(へきがんじ)。今回が3度目の訪問になる。初めて訪れた際に古い石組みに囲われた浅い池に本堂の縁側L字型に張り出した縁に魅力を感じた。本堂の劣化がかなり進んでおり、「修復されると良いな」と思いながら、その場を後にした。2回目は別な用を済ませた帰りに通りがかると、なんと修復工事が始まっており、大変嬉しくなった記憶がある。完成を密かに楽しみにしつつ、熊本を離れる前に見ておきたいと思い起こし、久々に訪れてみた。ネット上に復旧にまつわる記事などはこれといって見当たらなかった。

到着し、本堂を見ると、屋根瓦から縁側、障子などの木部も見違えるほど、綺麗に生まれ変わっていた。今回も雨戸は閉まったままのようである。昨年(2025年)は紅葉が大変美しく、ここのモミジも極上の状態で出迎えてくれているようだった。ただ、通路には刈草が積上げられている。その先もとても拝観をとても受付けてくれる状態ではない。
藪漕ぎは釣りで慣れているはずだが、あっさり諦めさせられる敷居の高さだった。おまけにおびただしい数の取りにくい草の種まで着いてくる始末。

反対に回るとかろうじて、池と縁(縁側)を眺めることができて安心した。庭も荒れてはいるがこれはこれで良い。修復工事を垣間見ただけに、(素敵な景が見れるだろうと)ひとりよがりの妄想して訪れたのが甘かった。

これを良い経験として、無闇に妄想せず「雨が降ったら傘を差す」という具合に、良い意味で場当たり的に楽しめるようになりたいものだと感じた。


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