意外と知られていない 蓮華院誕生寺の奥之院

熊本県玉名市にある蓮華院誕生寺 奥之院。その名の通り山々に囲われた奥まった場所に位置しており、広大な敷地と庭園、五重塔、そして「飛竜の鐘」と呼ばれる世界最大級の大梵鐘(だいぼんしょう)がある。これほど規模が大きいにも関わらず、細部までいつも手入れが行き届いている印象を受ける。ここにおられる僧の方々は、凛とした雰囲気を持ちながら、にこやかな応対でこちらも清々しい気持ちになる。

私が初めてここを訪ねたのは5年程前だっただろうか。すでに熊本に住み始めて15年経過しており、「奥の院」の名を時折耳にし、近くを通ることもあったが、訪問の機会が無かった。自分の不勉強や無知を棚に上げて言うと、意外にも熊本県内での認知度はかなり低いように感じる。上の写真を見ても熊本県内のものとおもわれない方が多いかもしれない。

また、こちらが奥の院と言うだけに、「本院」がある。奥の院より玉名市街地に近い場所に位置する本院だが、本院はさらに知られていないのではないだろうか。本院の浄土を思わせる池は大変見ごたえがある。

そもそも、寺社仏閣の知名度や人気は、本来の願いや意義からすると、さほど重視されることではないのかもしれないが、やや寂しく、もったいない気がする。



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