熊本市の中心部にある江津湖(えずこ)。水前寺公園を源として江津湖を経て加勢川となり、緑川へ合流して有明海へ注いでいる。
湖畔の多くが公園や遊歩道となっており、散歩に野鳥観察、水遊びなどいつも多くの人で賑わっている。大きな音の出る管楽器やドラムなどの練習をされている方もいる。
私が江津湖に行くのはもっぱら秋から冬のみ。というのも渓流釣りのシーズンオフ(10月から3月)にニゴイを釣りに行く。渓流ルアー釣りとほぼ同じ仕掛けで楽しめる。湧水のお陰で水温も高く、魚の活性もそこそこ保たれている。魚の種類も豊富でコイ、ウグイ、フナ、オイカワ(ハヤ)、ナマズ、ブラックバス、ブルーギル、ティラピアに加えて、アユやスズキなども居て驚いた。
外来魚の駆除も盛んに行なわれていて水中に流した電流で魚をシビレさせて外来魚のみを捕獲する電気ショッカー船がよく往来している、そのせいかブラックバスはほとんどいないようだ。植物の外来種ウォーターレタスのほうが大問題なのかもしれない、こちらも船で回収し重機で陸揚げしているが爆発的な増殖に追いついているのかは分からない。
ニゴイも琵琶湖周辺からきた国内外来種といこうことらしい。鯉をスリムにしたような魚体で雑食性。名前の由来は「鯉に似た→似鯉→ニゴイ」とのこと。湖内を回遊しており、ルアーにも果敢にアタックしてくる。釣れるサイズは25センチ位がアベレージで大きいものだと50センチを超えるものもいてやり取りも楽しめる。
大抵ウェーダー(ゴム長)を履いてにひざくらいまで浸かって釣りをする、水に入るまで分からなかったが水深が浅いエリアがかなり多く、上江津湖の上流部はウェーダーを履いて湖を横断できる。冬場でも渓流感を求めて通ってしまう。
そんな江津湖の歴史について書かれた記事を偶然見たところ、なんと江津湖は加藤清正によって造られた人造湖だった。元々は江津湖周辺は湿地で、熊本城の南西地域を洪水から守るために築いた江津塘(えずども)によって水が堰き止められて江津湖ができたという話。予想だにしない歴史に唖然とした。

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