ヤマメという魚について一応紹介させて頂くとサケ科に属する魚で、北海道から九州までの川の上流などの冷水域に棲息している。その姿の優美さから「渓流の女王」と呼ばれる。体の側面に青い斑点(パーマーク)をもつ、これは川底の砂利や小石に溶け込むためのカムフラージュのためとと言われる。
ヤマメという魚はサクラマスという魚のうち川から海に降りないタイプ(陸封型)のものをいう。サクラマスは海に降りる前にパーマークが薄れ、全体に銀白色となる(いわゆる成魚のサケのような)またヤマメにかなり近い種で体全体に小さな赤い斑点を持つアマゴという魚がいる。こちらはサツキマスの陸封型がアマゴとなる。現在の日本の川にはたいていダムがあるので、海に降りることができないヤマメが大半となるが、それにも関わらず銀白色化するものもいて銀毛(ぎんけ)ヤマメと呼ばれる。
ヤマメは4〜5年生きる。降海型のサクラマスに比べると小型だが最大で40センチくらいになる。釣り人にとっては30センチを超える尺ヤマメを釣ることが1つの目標となることが多い。流れの早いところを好み、岩陰に潜み上流に頭を向けて流れてくる餌を待っている。綺麗な見た目とは裏腹に非常に獰猛な捕食者で口に入るものならなんでも食べる雑食性、それゆえに餌釣り、ルアー、テンカラ、フライと様々な釣りの対象となる。餌だと判断すると忍者のような想像を超える速さで追いかけてくる。しかし警戒心がとても強く、ルアーなどを一度見切るとその日はほぼ出てこない。その大胆さと繊細さとの対峙がヤマメ釣りの魅力だと思う。

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