
長崎市にあるグラバー園。海を見下ろす高台にレトロな洋館が建っている。風光明媚な絶景が白いラチスフェンスに縁取られるとそれだけで物語を感じ、初めて文字にする表現だがドラマチックとしか言いようがない。また南山手(みなみやまて)という地名には昔から何か惹かれるものがある。
ここは江戸〜明治期の外国人居留地跡でスコットランドの商人トーマス・グラバーやその他の外国人の住宅、庭園、その周辺がグラバー園となっている。

こちらが旧グラバー住宅。屋根はよく見ると和風な感じもある。外壁の色が以前とはだいぶ変わったような気がする。

ビリジアングレーとでも言うのか、緑色掛かるグレーの絶妙な色合いに塗られている。塗装が新しく最近塗られてそれほど月日が経っていないだろう。床には砂岩が敷いてある。オランダ坂と同じ諫早石だろう。
建物の一角にコンサバトリー(温室)がある。足元までガラスではなく腰高までは石積みで仕上げられている。

イギリス発祥のコンサバトリーは冬厳しい寒さから植物を守るスペースとしての他、暖かな居住スペースとしても使われたという。鮮やかなシャコバサボテンに注意を引かれて見落としそうになったが、この場所から垣間える海の景色こそ極上のものだと思えた。

メインどころではない場所の花壇と植栽が
素朴で手作り感があり丁寧で優しい雰囲気。背景の小屋にも良くマッチしている。

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