ハゼノキ。ウルシの仲間で木に触れると、かぶれる可能性があることから、警戒される樹種である。九州でも馴染み深いが、意外にもこの木も外来のもので、江戸時代に沖縄から持ち込まれたという。
かつて祖母の家の近くにロウソクを造るためのハゼ林があった。すでに利用はされていなかったが、大木のハゼが林立する姿はそれ以降、今後も見る機会はおそらくないだろう。

葉を見て見るとフジのように対称形の整った葉をつけており、シデのように葉脈がはっきりしている。葉は枝の先端に集まっており、密ではない。
秋には九州の暖地では充分に紅葉しきれないモミジなどに対して、ハゼはもっとも真紅に近い赤に染め上がる。個体差が無いほど全てのハゼがそうである。
毒性のある植物ほど、美しさをあらわすことがやはりある。
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