
修復されて十年くらい経過したと見られる法面にクヌギなどに混ざって、ヤマモモが植えてあった。根元から1メートルほどまで、「覆い」がしてあるのは鹿の食害を防ぐ目的と思われる。
ヤマモモは根に窒素固定を行う細菌を共生させている。そのため貧栄養の土地にも適応できる。そのため修景にも利用されるのだろう。
ヤマモモの葉の雰囲気は以前から、惹かれるものがある。葉の形や付き方、大きさ、色合い、などがあくまで個人的な主観だが、ちょうど良く感じる。
まず形については、やや先太りの細長い形状。これが対生する葉が立体的に輪生のような形に葉が集合した際に収まり良く美しい。中央太りの卵型の葉だと、こう美しくはならない。
大きさについてはマテバシイほど大き過ぎても、逆にモッコクほど小さくても、幹や枝に対しての釣り合いがベストではない。余談だか、アセビは葉も小さいが、樹高も小さいので好きなバランスである。
色合いについては常緑樹ならではの濃い緑を示すこともあれば、新芽を中心に爽やかな黄緑を示すこともある。ただし、その濃い緑もヤマモモの葉にわずかなヨレやシワがあるために、ツバキなどと異なり、艶がかなり抑えられて、落葉樹っぽさを醸していることも、私にとっての魅力なのだと思う。もちろん赤い実との色や対比も大きなの魅力の一つである。
なんとなく好きなもの、惹かれるものの良さもこのように書き表して初めて理解することができるものだ。やはりアウトプットは重要である。
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