草原 も 半自然

熊本県阿蘇郡西原村の山の斜面に広がる草原。春夏秋冬それぞれの季節ごとに、それぞれの異なる美しい景観をつくっている。
国土の多くが森林で覆われる日本では、特異な景観として扱われるが、多く人々が好意をもって捉えているに違い無いだろう。その理由は明るい色合い、見通しが利いて安全に感じることなどがあるのだと思う。

この草原も ごく「自然」な風景して映ってしまうが、自然に任せて放っておくと、あっと数年の内に消失してしまう。正確に言うと森林にとって代わられる。そのため、草原の維持には人が手を加え続けなければ、草原は維持できない。日本でも森林限界と言われる標高を超える場所では、自然に草原が保たれるとのことだが、基本的には伐採や刈り込み、火入れなどの圧力を加えて、木本植物を排除しなければ、成り立たない。

それ故に草原もまた「半自然」であると言える。ここでも、心地よさと良い景観が半自然に繋がっていることに気付かされた。




コメント