ツリバナではなく マユミ だった

ナチュラルガーデン南阿蘇に植わるマユミ。洋風の植栽が中心と勝手に思っていたが、結構な数の在来種も植えられており、外来種とナチュラルに共存している雰囲気だった。樹種、草種の和洋へのイメージは人の妄想によって創り上げられたものに過ぎないと感じさせられる。

「ツリバナかな?」と思ったが実が5つではなく、4つに分かれているところを見るとマユミだった。幹に灰白色の「地衣類(ちいるい)」をまとっている。長い時間の経過を感じさせるもので好きである。

この「地衣類」は、菌類と藻類が共生している生物で、藻類が光合成で得た栄養を菌類に与えて、菌類は藻類を乾燥や紫外線から守るという支え合いによって成り立つという。無愛想な枯れた色合いからは想像しにくい健気さを持っている、

裏から見ると葉より枝があらわになっており、表とは違うこちらも良い表情だった。表と裏、東と西。それぞれあって、それぞれ良い。(材が)強くしなやかなマユミが教えてくれたことである。

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