鮮紅と呼ぶに相応しい アメリカデイゴ の花

江津湖のほとりに立つアメリカデイゴの木。撮影した時には感じなかったが、手前のクスやイネ科の草、程よく写る湖面が相成って、思いの外感じの良い写真となっている。

アメリカデイゴは南アメリカから江戸末期に入って来たと言われている。日本国内でも九州、沖縄などの温暖な地域にしか適応できない。「アメリカ」がつかない「デイゴ」は沖縄に自生する。「島唄」にて「デイゴが咲き乱れ、風を呼び嵐がきた…」と歌われているが、デイゴが見事に咲く年は台風の当たり年になりやすいという、有名な言い伝えがある。

アメリカデイゴの花は「鮮紅」と呼ぶに相応しい鮮やかな赤い色をしている。九州では街路樹としても時折見かけるが、この花を見ると小学校の岩石園の脇に植えてあったことをいつも思い出す。木に名札は無く、誰も詳しく知らなかったが、幹と極太の枝から厚手の葉をつけて、造花の様な原色の花を見て、子どもながらに他の木とどこか様子が違うことを不思議に思っていた。

以前、山鹿で見たアイラトビカズラに似ていると思ったら、同じマメ科に属していた。アイラトビカズラの妖艶な紫とは異なる印象だが、どちらもかなりインパクトがある。

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