実は2種類ある ホトケノザ

立春を過ぎて一度冷え込みがあったものの、その後は暖かい日が続いている。野山はまだまだ春には遠い様相だが、川の堤防の斜面に早い春を見つけた。一面が濃く厚みのある緑に覆われ、薄紫の小さな花を数多く散らしてあった。ホトケノザである。
葉の形は丸く波打ち、小さく裂けている。これが仏様の台座である蓮華座に見えることにその名前は由来している。またその葉が段々に付くことから3階建ての屋根に見立てて、「サンガイグサ」の別名もある。

ホトケノザと聞くと「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」の春の七草が思い浮かぶが、実はこのホトケノザと写真のホトケノザ(サンガイグサ)は別種である。

春の七草のホトケノザは「コオニタビラコ」という、黄色い花を咲かせるキク科植物。こちらも葉の様子からその名がついているとのことだが、何とも紛らわしく、誤解を招きやすい。

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