
6月に訪れた佐賀県唐津市の名護屋城。その城内にある茶苑海月(かいげつ)には離れの茶室があった。茶室の入口である「躙り口(にじりぐち)」の手前に蹲(つくばい)が設えてある。
侘びた灯篭や程よく乱れた竹垣も好みだが、何と言っても、紅一点のマンリョウに目を引かれた。周囲に赤い色味が無く、赤の補色である緑色に囲い込まれているだけに際立っている。木は小さく、実もそれほど多くない丁度良いボリュームである。

「値千金」を超えるほど価値のあるものを「価万金(あたいまんきん)」ということを最近知ったのだが、まさに値万金の美しいマンリョウだと感じた。
コメント
コメントを投稿